大福茶ワークショップ

日本茶さろん.マ.一茶  江別 蔦屋書店

新年の無病息災を祈願をして頂く縁起物のお茶

空也上人(くうやしょうにん)
第60代 醍醐天皇の第2皇子と言われています。
六波羅蜜寺を創建
空也が念仏を唱えると(南・無・阿・弥・陀・仏)の一音一音が阿弥陀仏になった、という伝説を彫刻で表現されています。

※画像にある仏像は空也の死後250年ほど経ってから制作されたものです。


大福茶のはじまり


平安時代、天暦 5 年 (951 年)京都の六波羅蜜寺を創建した空也上⼈が、 疫病が蔓延していたことから、 庶民に対して念仏を唱えながら病⼈に⼩梅 ⼲と結昆布を⼊れた茶を与えまわりました。

梅と昆布が入ったお茶と歓喜踊躍(かんきゆうやく)の念仏踊に よって悪疫がおさまったことが起源と⾔われています。


空也上人の事柄をあやかり、当時の天皇であった村上天皇は、元旦に六波羅蜜寺のお茶を飲み⼈々の 無病息災を祈り頂いたことから
「皇服茶」皇(おう)が服するお茶「おおふくちゃ」と呼ぶようになりました。

以後、庶民の間では、元旦にいただく無病息災を祈るお茶 「大福茶」と当なったようです。


大福茶の淹れてみましょう。

⽤意するもの

・梅⼲し ⼩梅・お好みの梅⼲し
・昆布 むすび昆布や⼩さくカットした昆布
・お茶 煎茶・焙じ茶・⽞⽶茶でも OK お好みのお茶 

「お茶の量の目安」※お好みで調整してください。

・今回使用した煎茶 お⼀⼈分目安:ティースプーン1杯
・焙じ茶の場合 お⼀⼈分目安:軽く⼤さじ 1 杯
・⽞⽶茶の場合 お⼀⼈分目安:ティースプーン 1 杯

大福茶の淹れ方

①急須へ⼈数分の茶葉をいれる

②お茶碗にお湯を注ぐ ※お湯の量とお湯の温度を調整します 
③急須にお茶碗のお湯を注ぐ※お煎茶の⼀煎目は温め・⼆煎目は⾼め
④梅⼲しと昆布をお茶碗へ⼊れます
⑤急須のお茶をお茶碗に注ぐ
出来上がりです!

ご参加ありがとうございました!

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